結婚式場の装花は持ち込みできる?

結婚式場の装花は持ち込みできる?

結婚式場の装花は、持ち込みできる場合もありますが、式場によって対応が異なります。持ち込み自体が禁止されている会場もあれば、条件付きで認めている会場もあります。確認する時は、持ち込みの可否だけでなく、持ち込み料、搬入・撤去の時間、破損時の責任まで確認することが大切です。

結婚式場の装花は持ち込みできる?

結婚式場の装花は、会場指定のフローリスト以外から持ち込める場合があります。ただし、装花は会場の設営や進行に関わるため、外部業者の利用を認めていない式場も少なくありません。

特に確認が必要なのは、次の装花です。

  • メインテーブルや高砂の装花
  • ゲストテーブルの装花
  • チャペルや祭壇の装花
  • ウェルカムスペースの花
  • ブーケ・ブートニア
  • ヘアメイクに使う髪飾りの花

すべての装花を一律に扱うとは限りません。例えば、会場装花は持ち込み不可でも、ブーケだけは持ち込めるなど、種類によってルールが分かれることがあります。

装花の持ち込みで確認すること

契約前または装花を発注する前に、次の項目を式場へ確認してください。口頭だけでなく、可能であれば見積書や契約書、打ち合わせ記録にも残しておくと安心です。

確認項目 確認する内容
持ち込みの可否 外部のフローリストや花店から装花を持ち込めるか
持ち込みできる範囲 会場装花、ブーケ、ウェルカムスペースなど、どの花が対象か
持ち込み料 装花の種類ごとに料金がかかるか、1個単位か、1式単位か
搬入方法 納品場所、搬入できる時間、事前納品の可否、業者の立ち入り条件
設置・撤去 外部業者が設置や撤去まで行えるか、式場側が対応するか
破損・不足時の対応 配送中の破損や納品遅れが起きた場合の責任分担
花器・装飾品 花器、キャンドル、台座などを一緒に持ち込めるか

「持ち込み可能」と言われても、外部業者による設置は認められず、納品だけが可能な場合があります。持ち込んだ花を誰が会場内に運び、どこへ設置するのかまで具体的に確認しましょう。

持ち込み料がかかる場合は総額で比較する

装花を持ち込む場合、外部の花代とは別に持ち込み料が設定されていることがあります。そのため、外部業者の見積もりだけで安いかどうかを判断することはできません。

比較する時は、次の金額を合計します。

  • 外部業者の装花代
  • 持ち込み料
  • 配送料や搬入費
  • 設置費・撤去費
  • 花器や追加装飾の費用
  • 予備の花や保冷などにかかる費用

外部業者の装花代が安くても、持ち込み料や搬入費を加えると、式場提携業者の見積もりとの差が小さくなることがあります。反対に、持ち込み料がかからず、希望する花材やデザインを実現できるなら、外部業者の利用が選択肢になります。

持ち込みできることが多い装花と、確認が必要な装花

ブーケ・ブートニア

ブーケやブートニアは、会場全体の設営に直接関わりにくいため、会場装花よりも持ち込みを検討しやすい種類です。ただし、持ち込み料や保管場所、受け取り方法は式場ごとに異なります。

生花のブーケは温度や時間の影響を受けるため、納品できる時間や保管方法も確認してください。造花やドライフラワーを使う場合は、挙式会場で使用できる素材かどうかも確認が必要です。

ウェルカムスペースの花

ウェルカムスペースの花は、会場の装花よりも自由度が高い場合があります。ただし、テーブルの大きさや設置場所、使用できる備品に制限があることがあります。

花だけでなく、花器や台座、キャンドルなどを持ち込む場合は、まとめて許可を取っておきましょう。設置時間が限られている会場では、事前に完成形の写真を渡しておくと、設置方法を確認しやすくなります。

メインテーブル・ゲストテーブルの装花

メインテーブルやゲストテーブルの装花は、会場の動線やテーブルの仕様と関係するため、持ち込み条件が厳しくなりやすい部分です。

装花の高さや広がり方によっては、ゲストの視界を遮ったり、料理や食器の配置に影響したりすることがあります。持ち込みが可能でも、花の大きさ、花器の種類、キャンドルの使用などに条件が付く場合があります。

チャペルの装花

チャペルや祭壇の装花は、会場の設備や挙式の進行に関係するため、持ち込み不可または指定業者のみとなることがあります。持ち込みできる場合も、祭壇や椅子への固定方法、撤去のタイミングを確認してください。

装花を持ち込むメリットと注意点

メリット 注意点
希望する花材や色、デザインを選びやすい 式場の設備や進行に合わせて調整が必要
普段利用している花店や、知り合いのフローリストに依頼できる 搬入・設置・撤去の手配を自分たちで確認する必要がある
式場の提携業者とは異なる提案を受けられる 破損や納品遅れが起きた場合の対応を確認しておく必要がある
条件によっては費用を調整できる可能性がある 持ち込み料を含めた総額で比較しなければならない

持ち込みは、単に花代を下げる方法ではありません。希望のデザインを実現しやすくなる一方で、手配や責任の範囲が増える方法でもあります。

装花を持ち込むか判断する手順

  1. 式場の規約を確認する

    契約書や装花の案内を確認し、持ち込み禁止か、条件付きで可能かを調べます。

  2. 持ち込みたい装花の種類を伝える

    「花を持ち込みたい」とだけ伝えず、ブーケ、ゲストテーブル、高砂など、対象を具体的に伝えます。

  3. 持ち込み料と作業範囲を確認する

    持ち込み料だけでなく、納品、保管、設置、撤去を誰が担当するのかを確認します。

  4. 外部業者と式場の両方から見積もりを取る

    花代だけでなく、配送費、持ち込み料、設置費などを含めて比較します。

  5. 完成イメージとサイズを共有する

    希望する写真や花材の候補を示し、装花の高さ、幅、花器、設置場所を式場と外部業者の双方で確認します。

  6. 合意した条件を書面で確認する

    持ち込みの許可範囲、費用、搬入時間、設置方法を、見積書や打ち合わせ記録に残します。

持ち込みを相談するタイミング

持ち込みを希望するなら、契約前の会場見学や見積もり作成の段階で相談するのが基本です。契約後に持ち込みを申し出ると、すでに提携業者への発注や会場の設営計画が進んでいることがあります。

持ち込みを検討している場合は、次のように具体的に質問すると確認しやすくなります。

  • 「ブーケとブートニアを外部の花店に依頼して持ち込めますか」
  • 「ゲストテーブルの装花を外部業者に依頼する場合、持ち込み料はいくらですか」
  • 「外部業者は当日に設置・撤去できますか」
  • 「式場への納品だけを依頼することはできますか」
  • 「花器やキャンドルも持ち込めますか」

結婚式場の装花を持ち込む前に確認すること

結婚式場の装花は、持ち込みできる場合もありますが、式場ごとの規約と装花の種類によって可否が変わります。まずは、会場装花、ブーケ、ウェルカムスペースなど、何を持ち込みたいのかを明確にして式場へ確認しましょう。

そのうえで、持ち込み料、搬入・設置・撤去の担当、破損時の責任を含めた総額と手間を比較すると、自分たちに合う方法を判断できます。